折板屋根向け遮熱工法ルーフシェード

屋根の遮熱で冷房費のコスト44.4%削減

夏場の節電・省エネ効果により環境保護に貢献

暑い夏場の金属製折板屋根は、直射日光から伝わる灼熱温により急激な室温上昇の原因となっています。
折板屋根の表面温度は最大80℃にも達し、それらの解決策はエアコン等の空調設備に頼るのが現状、 消費電力の上昇により電気料金の高騰を招き、さらに二酸化炭素(CO2)の排出が原因で温暖化を促進しています。
ルーフシェードは、電気などのエネルギーを使用せず夏場の節電・省エネ効果により環境保護に貢献しています。

ルーフシェード®とは

金属製折板屋根上面に驚異の遮熱効果の「日陰シート」で覆うことにより、夏場の急激な室温上昇を抑制します。工場・事務所・倉庫・店舗・各種施設等の消費電力を画期的に削減する新工法により、従来の工法と比べ“低価格・短期施工・優れた耐久性”を実現しました。また先進的な環境技術における環境保全効果を評価され、ゴールド・エコテックを受章(大阪府環境技術評価の普及促進事業に選定)、工法特許も取得しています。

ルーフシェードによる効果

快適環境効果

驚異の遮熱効果で夏場の急激な室温上昇を抑制し、工場・倉庫・店舗等の快適環境を確保。

省エネルギー効果

5月~10月の冷暖房負荷率44.4%削減、消費電力を抑え、節電・省エネ効果に貢献。

降雨消音効果

降雨時の残響試験結果により金属製折板屋根から発生する降雨騒音を約19dB低減。

環境保全効果

折板屋根外断熱・遮熱工法による空調の年間負荷削減効果で二酸化炭素の排出量を削減。

ルーフスクリーン 遮熱性日陰シート素材

ルーフスクリーンは、耐候安定剤を添加したポリエチレン製強力糸を高密度に織り込み、極めて遮熱効果の高い耐候性・耐久性・制電性に優れた特殊メッシュシートです。織幅30cmのメッシュ構造なので雨水が溜まることなく、透水性・通気性・通風性に優れています。また降雨消音効果も実証され、部分補修も簡単に行えます。

ルーフスクリーンの仕様

〇品 番:RS1918
〇カラー:シルバーグレー
〇規 格:幅30cm×100m巻
〇材 質:ポリエチレン
〇遮光率:97.95%
〇引張り強度:タテ強度62,000N/m(6.322kg/m)、ヨコ強度37,600N/m(3.834kg/m)
〇伸び率:タテ(18.7%)、ヨコ(19.7%)

ルーフシェード施工後のユーザー様のお声

施工現場の屋根裏面温度比較試験

「ルーフシェード」施工前と施工後の屋根裏面温度をサーモセンサーで測定した結果22.5℃低減を実証(冷暖房負荷削減)8/22

節電対策について

大震災後の電力需要が逼迫した状況により、節電効果が高いルーフシェードを採用しました。

施工後の職場環境の改善について

夏場の室温上昇でクーラーも効かない状況でしたが、施工後は温度調節が可能になりました。

雨音の消音効果について

雨音で聞き取りにくかった電話の声が、施工後はスムーズに聞き取れるようになりました。

ルーフシェードの施工例

工場・倉庫・店舗などの消費電力を画期的に削減。驚異の遮熱効果で全国に施工実績が拡大!!
2014年10月現在の累計施工実績602件(約250,000m2)

実証試験結果

省エネルギー効果試験

ルーフシェードの施工有無による工場の仮想モデル試算結果(鹿児島)では、5月~10月の間に於いて消費電力負荷削減率約44.4%の節電結果が実証されています。

降雨騒音試験

ルーフシェードの施工有無による降雨発生騒音の低減効果は、残響室試験装置上部3.5m上方から降雨装置(降雨量40mm/h)により水滴を落下させ騒音を発生させた試験結果、折板屋根外断熱・遮熱工法「ルーフシェード」を屋根上部に施工することで降雨による発生騒音を約19dB低減させる効果が実証されている。

防火性能試験

防火性能認定(財団法人 日本建築総合試験所<飛び火試験>)を取得しています。建築基準法第68条の26第1項の規定に基づき、同法第63条同法施工令第136条の2の2(防火地域又は準防火地域内)の規定に適合した国土交通省の認定商品です。
(国土交通大臣認定 DR-1445)
試験機関/財団法人 日本建築総合試験所

風洞試験

風洞試験により、ハゼ式では風速60m、重ね式では風速40mに於いても飛散しないことを実証しています。

耐用年数保障期間について

保証期間5年

(この保証は日本全国において通常の環境条件で正常に使用される場合に適応される。)

適応不可地域

北海道・東北・北陸・山陰などの豪雪地域、沖縄県及び南西諸島、海外

免責事項

(但し、下記免責事項の場合は保証の対象外となります)

  1. 当社規定の取付施工要領に従わない施工等、施工上の不備。
  2. 本製品上に物を置く等の誤った使用方法、不適切な修理、または改造
  3. 建物自体の変形や地盤沈下等、本製品が設置された建物または土地の変動
  4. 落下物等他の物との接触損傷
  5. 大雪・地震・落雷・風水害・黄砂・雹等の天災、事故・火災・塩害及び公害
  6. 酸、アルカリ、塩類等の化学物質を大気中に放出する工場またはその周辺地域における施工
  7. 火山、温泉地帯等の地下からの腐食性ガス、腐食成分を含む水(地下水を含む)、もしくは蒸気等(以下「腐食性ガス等」という)が噴出している地域または腐食性ガス等を輩出する工場もしくはその周辺地域における施工
  8. 工業用加熱炉の近辺等、特に悪環境の場所における施工
  9. 前3号の他、特に悪循環の場所における施工
  10. 犬・猫・鼠等の小動物、蜘蛛・ゴキブリ等の昆虫、または鳥による害
  11. 本製品の製造時における科学または技術に関する知見によっては、認識もしくは予防が不可能であった現象
  12. 使用損耗または経年劣化